ART GALLERY
役割を果たすべく計画を進めてきました。
新宿・歌舞伎町という街が紡いできた、歴史・文化・出来事・記憶・人の営み。
これらを軸に据えることで各作品および全体の地域性がより象徴的に表現されること、
それによる地域の文化発信力が更に充実し、
来街者に歌舞伎町を訪れる楽しみを提供することを目指しています。
優れたアートを日本から世界へ発信するため、
作家には若手から巨匠まで幅広い層の日本人作家を中心に起用し、
コミッションワークを基本としました。
また、街に近い低層階から本施設の頂部約225mに向けて、
街と空とを繋ぐように、かつ、本施設の各用途コンセプトとも調和したゾーニングを意識したものになっています。
この場所でしか出会えない作品を随所に配置し、
本施設を訪れる方が、アートを通じて街の記憶に触れていただければと思います。
DIGEST MOVIE
COLLECTION作品一覧
BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific HotelLUXURY HOTEL
HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HotelLIFESTYLE HOTEL
JAM17DINING & BAR
109シネマズプレミアム
新宿CINEMA
THEATER MILANO-ZaTHEATER
Zepp Shinjuku (TOKYO)LIVE VENUE
作品写真の撮影:木奥惠三
SUPERVISION全体監修
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©️わしおともゆき 拝戸雅彦
アート作品を設置するにあたって考えたのは、街に溢れかえる色や光と、アートも含めて時代に敏感で活発的、でも時に感傷的でヒューマニックな人々の姿や歴史を映し出したものにする、ということでした。その一方で、地上から天空に向けて舞い上がる鳥のような視点をも体験できるような場所になっています。
[プロフィール]
1964年愛知生まれ。1992年10月から2008年3月まで愛知県美術館の学芸員として勤務。愛知県があいちトリエンナーレの事業を立ち上げた2008年から9年間、芸術祭(トリエンナーレ)推進室に異動。3回のトリエンナーレにキュレーターとして関わった。 -
ANOMALY
大衆文化の坩堝・新宿歌舞伎町は、戦後の復興計画にあっても多様性に溢れ、1960年頃からは多くの前衛芸術家らが活動してきた場であり、今なお大きな施設と路上文化が共に息づくリアルな街の姿があります。芸術が従来のジェントリフィケーションの手法に陥らず自己批評的に介入し、新設ビルと街の文脈を分断することなく、培われてきた寛容な地元の気運に敬意を払いながら、更なる歴史を継ぐものとなるよう尽力しました。
[プロフィール]
2018年、東京東品川にオープンした現代美術ギャラリー。ANOMALYとは、正論や常識では説明不可能な事象、逸脱という意味。変則的でよりインディペンデントな活動の場を標榜し、時代の要請に向き合い、展覧会のみならず、ジャンルの枠組みを超えた試みも行う。
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