作品番号:D-1
新宿
西野達
2023年
ミクストメディア(街灯、家具、本、服、バッグなど)
約H750cm×W343cm×D155cm
17F JAM17 BAR / DINING & BAR
audio
新宿で実際に使われていた家具や日常品を使用することにより、江戸時代の宿場開設に始まる約320年前から綿々と続く新宿の歴史を作品に取り込む。区役所のスチール棚、紀伊國屋書店で長年使用されていた歴史あるテーブル、二丁目ゲイダンスクラブのキャッシャー台、新宿の名称の由来となった宿を象徴するホテル家具、などである。それらは、新宿TOKYU MILANOの脇にあって、長い間新宿の夜を照らし続け、この地の歴史を見守ってきた街灯によって繋ぎ止められる。本作は、屋外の大規模なインスタレーションで知られる西野達氏の貴重かつ希少な屋内恒久設置作品といえる。
協力:AiSOTOPE LOUNGE、歌舞伎町商店街振興組合、紀伊国屋書店、新宿区役所、新宿ゴールデン街商店街振興組合、Smappa!Group
協力:AiSOTOPE LOUNGE、歌舞伎町商店街振興組合、紀伊国屋書店、新宿区役所、新宿ゴールデン街商店街振興組合、Smappa!Group
ARTIST
撮影:洞沢佐智子
西野達
1960年愛知生まれ。屋外のモニュメントを取り込んで部屋を建築し実際にホテルとして営業するなど、公共空間を中心に大胆で冒険的な大型プロジェクトを行うことで国際的に知られる。主な展覧会に「CHILDHOOD」(2018年、パレ・ド・トーキョー、パリ)、「BEPPU PROJECT」(2017年、大分)、「Discovering Columbus」(2012年、Public Art Fund、ニューヨーク)、「The Merlion Hotel」(2011年、シンガポールビエンナーレ)など。平成29年度(第68回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
http://anomalytokyo.com/artist/tatzu-nishi/