開発好明アーティストルーム/発泡
開発好明
2023年
発泡スチロール、ライト、アクリル
約44㎡
33F 客室 / LIFESTYLE HOTEL
開発好明氏のライフモチーフである発泡スチロールをテーマにした部屋。1990年代から作家はこの腐敗する事がない製品を現代社会の象徴として作品にしており、本作は実物の発泡スチロールを平面化して夜と昼のイメージで描かれたものである。様々な製品を安全に保管するための発泡スチロールを改めて一つ一つ見ると面白く、白く輝く美しい形をしているのがわかる。並べて見ると、部屋の窓から見える新宿のビル群のマップのようにも見える。
ARTIST

開発好明
1966年山梨生まれ。社会にある様々な出来事を時に鑑賞者を取り込み、ユーモアを交えた独自の視点とセンスで作品化する。80年代より国内外で精力的に発表を続けており、主な展覧会に、ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展(2004年)、「ベルリン-東京、東京-ベルリン」(2006年、ニューナショナルギャラリー、ベルリン)、個展「中二病」(2016年、市原湖畔美術館)など。東日本大震災後、被災地でのプロジェクトをライフワークとして継続中。
http://anomalytokyo.com/artist/yoshiaki-kaihatsu/