作品番号:LH-4-4
無題(シリーズ「as it is」より)
川内倫子
2020年
ラムダプリント
H66.6cm×W100cm
45-47F PENTHOUSE 客室 / LUXURY HOTEL
「as it is」は、川内倫子氏が自身の出産から約3年間、子育ての中で出会った子どもの姿や身近な風景を撮りためて構成したシリーズ。初写真集『うたたね』(2001年)から20年という歳月の中で、日常の出来事から外の世界へとまなざしを向けながら、近作『Halo』(2017年)では、遠い宇宙を感じさせるイメージを切り開いてきた。そこから「as it is」ではもう一度、自身の子どもや家族とともに、目の前の日常風景を見つめ直し、原点に立ち返っている。
ARTIST

川内倫子
1972年滋賀生まれ。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」(2022〜23年、東京オペラシティ アートギャラリー/滋賀県立美術館)を開催。
http://rinkokawauchi.com/